2011年3月の思い出

今年のその後を決定的に変えた３月。
そこらじゅう震災や原発事故がらみの情報で溢れかえっていて、
それがどうにも気持ち悪かったのを憶えてます。
天邪鬼というか性根が曲がっているので、
みんな揃って同じ方を向いているというのが落ち着かない。


ソーシャルメディアの存在が取り沙汰されたけれど、
一方で出所不明の情報やデマもあっという間に広まってしまったりして
情報とのつきあい方を考えさせられた時期でもあった。
> 「ソーシャルメディアは震災で効果を発揮しました！」論者に言いたいこと


そんな中で心に残ったニュースとかスレッドとか。
> 秋葉原では地震の４時間後にはエロゲーを買うお客さん
いろんな意味で逞しい。


> TSUTAYA「テレビは地震ばっかりでつまらない、そんなあなた、ご来店お待ちしています!」
正直すぎたツタヤ。


> どんな発言も絶対に不謹慎だと解釈するスレ
こんなネタが成立するくらい、気持ち悪い世間の空気があった。


> やっぱり原発は必要でしょ！
議論を喚起する意味でも、真っ向勝負の良いスレタイだと思う。




この頃観た作品。
放送中作品ではノイタミナの「放浪息子」がとても良かった。

放浪息子 1 [Blu-ray]

「フラクタル」はイマイチ面白くなかったけどテーマは興味深かった。
世間で叩かれてるほど嫌いにはなれない。

フラクタル第1巻Blu-ray【初回限定生産版】

鳥肌が立った「蟲師」。映像・音響ともに素晴らしい。

蟲師 二十六譚 Blu-ray BOX

ノイタミナの過去作「空中ブランコ」。「モノノ怪」の中村健治監督。

空中ブランコ 初回限定生産版 第1巻 [Blu-ray]

GONZO作品で一番好きな「巌窟王」。

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劇場作品「マインド・ゲーム」。「四畳半神話大系」の湯浅誠監督。

マインド・ゲーム [DVD]

Studio 4℃の「Genius Party」。一級クリエイターたちの競演。

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今振り返ると、ものすごいラインナップ。
良かったはずの「放浪息子」が記憶の中で存在感薄いのは、
これらと同時期に観てしまったからなのか。


最後に、ANIMAXでの放送が途中で打ち切られてしまったけれど、
今年ぜひ観ておくべき作品「東京マグニチュード8.0」。

東京マグニチュード8.0 (初回限定生産版) 第1巻 [BD] [Blu-ray]

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