2011年4月の思い出

震災・津波被害や原発事故の影響が色濃い4月


デマっぽいツイートが流れてきたり、
明らかに表現がおかしなニュースがあったり、
理科教育やメディアリテラシの大切さを感じた時期。
天気予報の放送枠を地震情報や放射性物質の飛散状況を伝えるのに
充てていたりして、桜の開花予想を目にした記憶があまりない。
いきなり「開花しました」だったような印象。


この頃は今年のメディア芸術祭受賞作との接点が多かった模様。
去年のマンガ部門優秀賞作品、山本直樹「レッド」にはまり、
続刊を探している過程で
今年の大賞作品、岩岡ヒサエの「土星マンション」を見つける。
タイトルが僕の好みだった、という単純なきっかけだったけれど。

レッド(1) (KCデラックス)

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土星マンション 1 (IKKI COMIX)

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「レッド」だけでなく
映画「ノルウェイの森」や「マイ・バック・ページ」など、
1970年頃を扱った作品に触れる機会が多かった。
マイ・バック・ページ [Blu-ray]

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アニメーション部門大賞の「まどか☆マギカ」もこの頃に最終回。震災の影響で最終回の配信が延びてしまい
期待値だけが勝手に上がってしまったので、
最終回の感想はあまり良くなかった
オチがイマイチだった気もするし、
それを待つ間に観た「DARKER THAN BLACK」がとても良かったから。
DARKER THAN BLACK-黒の契約者- Blu-ray BOX

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ただ、「"魔法少女"を冠したSF作品」という評価は間違ってなかったみたい。
> 第32回 日本SF大賞ノミネートの「魔法少女まどか☆マギカ」受賞ならず
関連のエイプリルフールネタ。
> ニューロンがつなぎかわる過程で熱力学の第二法則が破られる


SFといえば、この頃放送が始まった「Steins; Gate」が人気あったけど、
正直どこが良かったのかあまり分からなかった。
SFとしては「まどマギ」のが余程それらしかったと思う。


ほか、それまで全く縁がなかったボカロ楽曲に接触してみたり
まだ雪の残る鷲峰山でエクストリーム自習したりしていたのがこの頃。


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